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少額でトライできる松井証券のFX自動売買 [AD]

少額でトライできる松井証券のFX自動売買

はじめに

松井証券FXの自動売買については、「100円から自動売買」というキャッチフレーズで宣伝され、1通貨でも取引できると書かれています。

国をあげて投資が呼びかけられ、新NISAの人気が高まっている一方、FXはあぶないから手を出さないほうがいいとの意見もあり、あいかわらず初心者には敷居が高いままです。
そんな中、少額でトライできる松井証券FXは魅力的ではありますが、初心者が何もないところから自動売買のシステムを構築し、さまざまな数値を設定することは困難です。

そのため松井証券のHPでは、成功者の設定例として、いくつかの具体例が紹介されています。

設定例の概要

この設定例は、以下のようにして閲覧することができます。

松井証券ホーム > FX > 100円から自動売買 > 自動売買の戦略

これらを見ると、定番といわれるオーストラリアドル(AUD)とニュージーランドドル(NZD)のペアの例が多いです。

今回は、この中から、(1)為替研究所さんのAUDNZDの設定と、(2)スノーキーさんのユーロ(EUR)とイギリスポンドGBP)の「ハーフ&ハーフ」戦略を使って自動売買させてみることにしました。

初心者がいきなり数値設定することは困難ですので、こういった成功例をまねするのがおすすめです。

設定例の内容検討

(1)為替研究所さんのAUDNZDの設定は「300円からの自動売買戦略」と書いてあるものの、実際の設定画面では予算100万円で3333通貨の設定となっています。この場合の1注文あたりの想定利益額は図を見ると2375円となっています。

確かに1通貨で運用すれば予算は100万円/3333=300円ですみますが、実際には1通貨にしたら、決済したときの利益は2375/3333ですので1円以下になってしまいます。10通貨なら決済あたりの利益は7円ですが、ちょっと少ないです。

そこで3万円預けて100通貨でトラップを仕掛ければ、決済時には1回70円の収益になるので、AUDNZDでは最低でもそれくらい預ける必要があると思います。

(2)もう1つの、スノーキーさんのEURGBPの設定は1000通貨で予算21万円ということでした。
この場合の1注文あたりの想定利益額は568円ですので、1通貨にしたら、決済したときの利益は568/1000ですので、こちらも1円以下になってしまいます。

そこで2.1万円預けて100通貨でトラップを仕掛ければ、決済時には1回56円の収益になるので、EURGBPではそれくらいが最小規模であると思います。

実際の設定

私は1万通貨でやってみることにして、松井証券のHPで紹介されていた為替研究所さんのAUDNZDの設定(1万通貨だと予算300万円)と、スノーキーさんのEURGBPの設定(1万通貨だと予算210万円)を使わせていただくことにしました。開始時には証拠金維持率は高く、トラップをしかけるごとに下がっていきます。とりあえず400万円入れて様子を見ることにしました。

(1)AUDNZDの設定例

 売り (1)
注文レンジ上限:1.148
注文レンジ下限:1.092
数量(万通貨):1.0
注文値幅  新規売 80
益出し幅  決算買 80

 

 

 売り (2)
注文レンジ上限:1.098
注文レンジ下限:1.042
数量(万通貨):1.0
注文値幅  新規売 20
益出し幅  決算買 80

 

 

 買い 
注文レンジ上限:1.081
注文レンジ下限:0.997
数量(万通貨):1.0
注文値幅  新規買 20
益出し幅  決算売 80



(2)EURGBP

 買い 
注文レンジ上限:0.87636
注文レンジ下限:0.81947
数量(万通貨):1.0
注文値幅  新規買 30
益出し幅  決算売 30

 

 

 売り 
注文レンジ上限:0.9325
注文レンジ下限:0.87636
数量(万通貨):1.0
注文値幅  新規売 30
益出し幅  決算買 30


みなさんは、資金量に応じて数量(万通貨)のところを調節して注文してください。本来は1000通貨で40万円から徐々に増やしていくという方法が適しているのかもしれません。ただ、私はたまたま資金がありましたし、なにしろ天下の松井証券です。しかもすでに多くのリピート系の自動売買がある中での後発です。業界最狭水準のスプレッドともいわれていることもあり、うまくいかない要因は見つかりませんでした。

2024年3月13日16時時点での状況

この図では、総資産が3,983,511円、評価損益が-49,401円となっています。入金が400万円でしたので、確定損益は3,983,511-(-49,401)-4,000,000=32,912円です。

確定利益の内訳は、豪ドル/NZドルが4回、ユーロ/ポンドが1回の決済となります。 2月20日から開始して、1か月もたたないうちにこれだけの実績をあげることができていますので、利益は着実に出ているといっていいでしょう。

また、証拠金維持率に関しても400%を超えていますので、当面は大丈夫です。

とりあえず400万円入れて様子を見ることにしましたが、安心な予算額は300+210=510万円です。今後利益が積み重なって自然に510万円に到達するのか、それとも証拠金維持率が低下して、追加投入するはめになるのか(たぶん後者でしょう)。これからも通常の定期報告のなかで毎週記載していきますので、今後の展開にご期待ください。なお、今後の対応としては、200%を下回ったら追加投入するつもりです。

少し使いにくい点

最後に、少し使いにくいと感じた点を3つ書いておきます。

(1)金額が小数点以下3桁くらい表示されるのは、見づらいしわかりにくい

(2)確定利益の内訳が豪ドル/NZドルが何回、ユーロ/ポンドが何回だとカウントするためには、
照会 > 約定履歴 のところで、取引区分を決済だけ表示したい(新規を非表示にしたい)

(3)評価損益と総資産が表示されるが、入金額を覚えていないと、結局どれだけ儲かったのか(確定損益)が直感的にわからない
すなわち、
現時点での総資産=入金額+確定損益+評価損益 なので、
確定損益=総資産ー評価損益ー入金総額
 を計算する必要がある。

せめて、「開始から現時点までの実現損益」などが表示されれば、その増加具合によって確定益がわかるのですが・・・

以上3点を挙げましたが、もしかしたら見落としがあるのかもしれません。ここを見ればわかるよといった情報などありましたら、ご教示いただければありがたいです。

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